米中貿易交渉、劉鶴副首相が民間機で訪米 話題に
中国の劉鶴副首相が率いる代表団は今月10〜11日、米ワシントンで、13回目の米中通商協議に出席した。米メディアは、劉副首相一行が中国当局の専用機ではなく、民間航空機を利用したことに注目した。共産党内部が米中の貿易交渉をめぐって、依然として争いを続けているとみられる。
現地時間11日午前11時45分ごろ、米中双方は貿易交渉を終えた。当日の日程として、劉副首相らは午後2時45分から、ホワイトハウスでトランプ米大統領との会談を予定していた。ロイター通信によると、ホワイトハウスに行く前に中国側の担当者は、大統領との面会によって、代表団は当日の中国国際航空(エアチャイナ)の北京行き最終便に乗り遅れる恐れがあると話した。
ラリー・クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は21日、米メディア「フォックス・ビジネス」のニュース番組に出演した。番組のキャスターであるマリア・バーティロモ氏とクドロー氏は、劉副首相が政府専用機を利用しなかったことについて話した。
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