中国、香港出先機関トップを交代

[シンガポール 4日 ロイター] – 中国の人事社会保障省は4日遅く、香港の出先機関「香港連絡弁公室」トップの王志民主任を交代させたことを明らかにした。王氏は香港に駐在する中国政府当局者のなかで最高位の人物だった。

ロイターは昨年、中国政府の指導部が香港のデモによる混乱収拾に向け、香港に近い本土側に危機管理センターを設置し、これを出先機関である香港連絡弁公室に代わる正式な連絡本部とする案を検討していると報じていた。[nL4N2862CS]

後任は駱恵寧・元山西省党委員会書記(65)。習近平国家主席に忠誠を誓っている人物で、香港関連の職務に就いた経験はなく、通常であれば引退する年齢だ。

香港中文大学の政治学者・馬嶽氏は、今回の人事変更について、必ずしも政策の変更を意味しないと分析。「中央政府は新たな香港政策をどう打ち出すか問題を抱えている」とし「(駱氏の)年齢を考えると、急場しのぎの人事かもしれない」と述べた。

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