大紀元合成

病気で丸裸に 辛酸なめ尽くしたベイトドッグ モジョの幸福

カナダのジョーイ・ワグナーは動物収容センターで死にかけている子犬を見たとき、すぐにその子犬を必ず全力で助けようと決心しました。ジョーイは、ノバスコシア州に本拠を置く非営利の動物保護団体であるセントメアリーズベイ動物学協会(BSMAS)の責任者で動物の世話の経験があります。彼はすぐに治療のためにこの子犬をアトランティック獣医大学(Atlantic Vet College)に送りました。

後にモジョ(お守り)という名前が付けられたこの子犬は、アメリカン・スタッフォード・シャーテリアとブルテリアの雑種で、かつてはベイトドッグとして使用され、他の犬から攻撃を受けつづけるという毎日をおくる荒んだ生活を送っていました。ベイトドッグは闘犬の戦闘能力を引きだすため、一方的に攻撃されても、何も抵抗しないようなおとなしい犬が選ばれます。米国とカナダでは闘犬は禁止しています。

またモジョはダニが原因の重度の皮膚病に感染していました。それはすべての毛を失い露出した皮膚はできもので覆われていました。ジョーイは「体がもう大きなかさぶたのようだね」と言いました。

(Hope of Mojo/Facebook)

実際、モジョは医者に運び込まれたとき、非常に悪い状態でした。ひどい脱水状態で、食べることができず、救急医療を必要としていました。しかしモジョは生きることを諦めませんでした。モジョを診察したトレーシー・マシューズ医師は「モジョは非常によく回復しました。患者の意欲が大きければ、それは薬を与えられた人間のように、間違いなく回復するでしょう」と言いました。

モジョがすっかり回復し退院した後、ジョーイはモジョのいる動物保護施設へ訪れました。その時モジョの毛はまだ生えておらず、とても寒そうで、布で包まなければなりません。モジョはジョーイとの久しぶりの再開に最初は少しもじもじしてましたが、しばらくすると喜びを体いっぱいにあらわし、なめたり、キスしたり、そして目一杯手をのばし彼の顔に触れたり、最後には彼の帽子をひっくり返してしまいました。

大紀元合成

周りにいた人たちは、このような熱い再開シーンを見たことがないと言いました。このハッピーな再会のビデオが公開されたとき、1200万ヒットを記録しました。

喜ばしいことにジョーイはモジョをひきとりにここに来たのです。彼はモジョを家に連れて帰り、家族の一員とすることにしました。

(Hope of Mojo/Facebook)

このストーリーには、モジョを避難所に連れてきた善意の人がいました。病気のベイドドッグだった子犬がモジョ(お守り)と名付けられた理由はわかりませんが、タイの物語にはその名前に力があることが伝えられているようです。

またアフリカのモジョの魔除けは、それを身につけた者を邪悪な干渉から守り、幸運をもたらすと考えられています。モジョもその力に助けられたのかもしれませんね。

(大紀元日本語ウェブ編集部)

 

関連記事
ワクチン接種の普及とともに、さまざまな副作用が報告されています。最新の研究は、特定のCOVID-19(新型コロナウイルス)ワクチンが視神経脊髄炎を引き起こす可能性があることを再確認しました。この病気は失明、麻痺、さらには死亡につながる可能性があります。
認知障害患者の数は年々増加し、毎年の新規症例は約1,000万件に達し、特に65歳以上の人々でより一般的です。研究によると、日常的に摂取する3種類の飲料が脳の健康に悪影響を及ぼしており、これらの糖分を含む飲料を避けることが重要です。中医師は健康に有益な自然な茶飲料を自家製することを推奨しています。
ブレインフォグはCOVID-19の一般的な後遺症であり、最新の研究では、血液脳関門の損傷がその原因の一つであることがわかりました。 血液脳関門(Blood-Brain Barrier、BBB)は、脳血管内皮細胞と周囲の細胞から構成され、血液と脳の間の分子の出入りを調節し、中枢神経系を血液中の外部物質、ホルモン、神経伝達物質から守ります。血液脳関門が損傷されると、有害物質が脳に入り込み、中枢神経系の疾患を引き起こすことがよくあります。
甘くて心地よい糖分に慣れていると、糖を断つのは耐えられないでしょうか?糖を断った後の利点を考えると、それが絶対に価値があると思うでしょう。 「あなたの体は糖(加糖)を必要としていません」と、2型糖尿病の逆転に長期間注目している腎臓病専門の馮子新氏は大紀元のインタビューで述べ、糖を断った後、あなたの体には予想外の変化が起こると言っています。
このごろ、雨が降り続く中国各地では、雨上がりになると「危険な巨大カタツムリ」がたくさん出現しており、ネット上でも話題になっている。