マレーシア新首相、国会召集を2カ月延期

[クアラルンプール 4日 ロイター] – マレーシアのムヒディン・ヤシン新首相は、国会の召集時期を2カ月延期した。下院議長が明らかにした。

ムヒディン氏は国王の指名を受け、1日に首相に就任したばかり。

マレーシアでは、権力の強化を目指したとみられるマハティール・モハマド前首相が突然の辞任を発表し、政治的混乱が続いていた。マハティール氏側は、自身が議会の過半数の支持を得ているとして、3月9日に召集される予定だった国会でムヒディン氏の不信任決議案を提出する構えだった。

下院議長は声明で、国会召集を5月18日とする、というムヒディン氏からの書簡を受け取ったと明らかにした。

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