五輪開会式当日だった祝日の7月24日の扱い、これから調整=官房長官

[東京 25日 ロイター] – 菅義偉官房長官は25日午後の記者会見で、東京五輪開会式の当日として7月24日を祝日にしていることに関し、関係者の意見を聞いて調整していくとの方針を示した。

7月24日を祝日から平日に戻すのか、との質問に対して具体的な言及はなかった。例年は10月の第2月曜だった体育の日(スポーツの日)の祝日を、今年に限って7月24日としている。

また、1年延期された五輪の大会名を「TOKYO 2020」にするよう提案したのは、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長であると説明した。

一方、新型コロナウイルスに感染しているかをチェックするPCR検査の検査能力について、1日当たり7000件が可能であると指摘。直近1週間では9000件の検査を実施したと述べた。

さらに新型コロナ特措法で規定されている緊急事態宣言に関し、菅官房長官は実施の検討を行っていないと語った。

(田巻一彦)

関連記事
中華民国史上初の女性総統、蔡英文が5月20日に任期を終えた。
台湾の頼清徳総統は20日、就任式典に日本の超党派国会議員らが出席し、「自らの行動によって台湾支持の姿勢を示」したことに感謝の意を示した。
中共(中国共産党)の公安局に所属していた秘密警察工作員が、オーストラリアに亡命した。初めて公の場に姿を現わし、 […]
  今週、中国製品への追加関税を課すとの宣言の後、ホワイトハウスは5月16日に、米国の太陽光エネルギ […]
ロシアと中共(中国共産党)が国際社会から孤立している中、5月16日にロシアのプーチン大統領が北京に到着し、2日 […]