タイ、「大規模」な景気対策導入へ 雇用維持に照準=副首相

[バンコク 27日 ロイター] – タイのソムキット副首相は27日、新型コロナウイルス感染拡大により打撃を受ける経済を支援するため「大規模」な対策を講じる方針を表明した。

財務相および中央銀行総裁との会合後、記者団に対し、今後2─3カ月の雇用維持に焦点を当てた対策をまとめるよう、財務省に要請したことを明らかにした。

副首相は「新型ウイルスの感染拡大防止に向けた自宅待機措置で、ほとんどの経済活動が停止している」と指摘。「早期の景気回復を実現するため、政府は可能な限り早く感染拡大食い止めに取り組む必要がある。遅れれば、それだけ困難になる」と語った。

景気刺激策の規模はまだ決まっていないとした上で、資金調達に向けた政令を出す用意があると表明した。

タイ政府は今月すでに、新型ウイルス対策として一連の景気刺激策を導入している。[nL4N2BH3DB]

タイの新型コロナ感染者は27日、新たに91人増え、累計1136人となった。死者は1人増え、5人となった。

関連記事
2024年5月19日、前大統領ドナルド・トランプは、現職大統領ジョー・バイデンに対して初の大統領討論会前に薬物検査を受けるよう要求する意向を示した。トランプ氏はバイデン氏が3月の一般教書演説の際に「薬物の影響下にあった」と主張し、そのため討論会前に薬物検査を受けるべきだと述べた。
中華民国第16代の総統と副総統の就任式が5月20日に華やかに行われ、米国、日本、ヨーロッパからの要人が祝福のために来訪した。新総統の頼清徳氏は「国民を最優先に」と述べ、台湾が世界の発展に貢献する強い存在であるべきだと力説。台湾の国民は新しい政権に何を期待しているのか? 詳細をお伝えする。
ドナルド・トランプ前大統領のニューヨーク裁判が終わりに近づいている。5週間にわたる審理を経て、検察側はすべての証人喚問を終え、トランプ氏側の弁護団は反論の証言を手短に済ませる予定だ。ニューヨーク最高裁のフアン・メルチャン判事は、5月21日に最終弁論を始める準備を整えるよう双方に指示した。
2024年5月13日、米国国会議事堂の前で、ある特別な意味を持つ米国国旗が掲揚された。これは、法輪功の創設者である李洪志氏に対する敬意と、法輪大法が社会にもたらした素晴らしい影響を称え、世界法輪大法日を祝う行事の一環だ。
「パンデミックに対するこの新たな提案(パンデミック条約)は非常に歪んでいる。これはビジネス戦略であり、公衆衛生上の戦略ではない。富の集中と植民地主義によるビジネスだ」元WHO職員 デイビッド・ベル氏