スペイン、新型コロナ感染者11.8万人でイタリア抜く 世界2番目

[マドリード 3日 ロイター] – スペインで3日、新型コロナウイルス感染者が累計11万7710人に達し、イタリアを超えて、米国に次ぎ世界で2番目の高水準となった。

新型コロナ感染症による死者数も1万0935人に増加。とりわけウイルス流行が深刻なマドリードでの死者は4400人を超えた。スペインでの死者数はイタリアに次いで世界で2番目に多い。

しかし、1日の死者数としては932人と、約1週間ぶりに減少。また保健当局者によると、感染者の増加ペースは7%と、1週間前の20%から鈍化し、新型コロナ感染が安定化しつつある兆候が示された。

スペイン政府は、3月14日に実施し今月12日まで延長された外出制限をさらに延長することを検討している。

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