NY州、コロナ入院者減少・死者は高止まり マスク着用義務化

[ニューヨーク/ワシントン 15日 ロイター] – 米ニューヨーク州のクオモ知事は15日、新型コロナウイルス感染症による同州の入院者数が2日連続で減少したと明らかにした。しかし1日当たりの死者数は752人と、前日から小幅減少したものの、なお高止まりの状況が続いている。

同州での新型コロナによる入院者数は計1万8335人と、前日の1万8697人から減少した。しかし、新規入院者数は2253人と、前日の1649人から増加した。

こうした中、クオモ知事は州民に対し公共の場でソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を維持できない場合、マスクもしくはバンダナなどの代用品の着用を義務付ける行政命令を発令した。州民は3日以内に同命令に従う必要がある。

また、経済活動再開に関する計画の概要も明らかにし、必須事業および、感染拡大のリスクが最少の地域から段階的に再開する方針を示した。

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