フランスの新型コロナ死者、1日で1438人増 過去最多

[パリ 15日 ロイター] – フランス保健省は15日、新型コロナウイルス感染による死者が1万7167人になったと発表した。前日から1438人(9.1%)増え、1日の増加数としては過去最多となった。

病院での死者は514人(5%)増と、前日の541人増を下回ったが、高齢福祉施設での死者数は924人(17%)増え、増加ペースが前日の221人から拡大した。

保健省の高官は、イースター(復活祭)の3連休明けに遅れて報告があった死者数を合計したための急増だと説明した。

一方、同高官によると、入院中の新型コロナ患者の数は513人(1.6%)減の3万1779人と、国内で感染拡大が始まって以来初めて減少した。外出制限が奏功し、感染拡大ペースが鈍化している可能性がある。

集中治療室(ICU)で治療を受けている患者数も273人(4.1%)減の6457人と、7日連続で減少し、4月8日に付けたピーク(7148人)を大幅に下回った。

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