家賃支援、充実した与野党議論踏まえ取りまとめたい=安倍首相
[東京 11日 ロイター] – 安倍晋三首相は11日の参院予算委員会集中審議で、先週末自民・公明両党が提案した新型コロナウイルスの影響で家賃の支払いが困難な事業者支援策について、野党とも議論して取りまとめを急ぐ姿勢を強調した。竹谷とし子委員への答弁。
安倍首相は「家賃支援について先週与党から提案をいただき、野党からもアイデアをいただいている」と述べ、テナント側が直近の資金繰りに苦しむなか、「家賃支払いが可能かとの指摘も承知している」と述べ、「与野党で充実した議論を行ってとりまとめていきたい」と強調した。
安倍晋三首相は午前中の衆院予算委員会集中審議でも家賃支払いが困難な休業中の中小事業者支援策に関し、「自民、公明ともに与党としての案をとりまとめていただいたことに敬意を表したい」と述べ、「雇用を守り抜いていきたい」と強調していた。
関連記事
香港紙、りんご日報の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏が国安全法違反などの罪に問われた裁判で、香港の裁判所は12月15日、同氏に有罪判決を下した。量刑は後日、言い渡される
オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで14日、大規模な銃撃事件が発生し、16人が死亡、40人が負傷した。この事件で、市民の男性が銃撃犯から銃を奪い、さらなる被害を防いだとして注目を集めている。
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。
豪州で12月14日夜、ユダヤ教の祭り「ハヌカ」を祝うイベントを狙った銃撃事件が発生し、少なくとも16人が死亡した。警察は事件をテロ行為と認定し、父子とみられる銃撃犯2人が関与した可能性があるとして捜査を進めている。