ドイツ再生産数、1下回る 新たな感染拡大兆候ない=コッホ研

[ベルリン 12日 ロイター] – ドイツで新型コロナウイルス感染者1人から新たに何人が感染するかを示す再生産数が11日に1.07に上昇した後、12日には0.94と、感染収束の目安となる1を下回った。政府の感染症対策の専門機関であるロベルト・コッホ研究所が12日、発表した。

ロベルト・コッホ研究所は毎日公表している報告書で「これまでのところ、新たな感染拡大のトレンドは予見されていない」と表明。国内の全体の新規感染数は減少していたとし、地域的な感染拡大があったことで再生産数が押し上げられた可能性があるとの見方を示した。

地域的な感染拡大の例として食肉処理場周辺での感染拡大を挙げた。

ロベルト・コッホ研究所のデータによると、ドイツで確認された新型コロナ感染者数は過去24時間で933人増加し17万0508人となった。死者数は166人増え7533人だった。

関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
豪州シドニーのシドニー国際水泳センターで13日、ソーラーパネルが炎上し、数百人の学生を含む2500人以上が避難した。ニューサウスウェールズ州消防救助隊が出火の原因について調査している。
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。