台湾、中国政府に香港市民との対話要求
[台北 22日 ロイター] – 台湾総統府の報道官は22日、中国政府が香港に国家安全法の迅速な制定を義務付ける法案を全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に提出したことを受け、中国政府に香港市民との「対話を本気で開始」するよう求めた。
アレックス・ホワン報道官は声明で、台湾は民主主義と自由を守る決意を一層強めるとし、中国が台湾に提案する「一国二制度」は民主主義と自由の原則に反していると指摘した。
中国は香港に、高度の自治を認める一国二制度を適用している。
関連記事
ホンジュラスのシオマラ・カストロ大統領がトランプの大量強制送還にNOを突きつけた。カストロ大統領は次期トランプ政権がホンジュラス国民の大量強制送還を実施した場合、米軍基地の閉鎖を検討すると述べた
韓国当局は弾劾された尹錫悦大統領の逮捕を試みたが、官邸で治安要員に阻まれた。6時間の対立後、逮捕状の執行を中止した。
フォルクスワーゲンの子会社がデータ漏洩が発生、約80万台の電動車の運転データが数か月間公開され、駐車位置やバッテリー情報などが漏洩。原因はクラウドセキュリティの脆弱性によるもので、同社は現在は解決済みだとしている。
ベネズエラ最高裁がTikTokに1千万ドルの罰金を科す。プラットフォーム上の危険な挑戦により3人の子供が死亡、数十人が負傷したため。10日以内の支払いと国内事務所設置を命令。
インドが初の長距離極超音速ミサイル試射に成功し、先端兵器保有国の仲間入りを果たした。極超音速ミサイルは音速の5倍を超える速度を持ち、非常に高い機動性を誇る。飛行軌道は低く、飛行中に攻撃目標を調整でき、通常の弾道ミサイルよりも追跡・迎撃が困難だ。