ロシア改憲案、7月1日に国民投票 2036年までプーチン氏続投も

[モスクワ 1日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は1日、自身の続投を可能にする条項を含む憲法改正法案の是非を問う全国投票を7月1日に実施すると発表した。改憲が実現すれば、プーチン氏の任期は2036年まで延長される可能性がある。

同投票は当初4月22日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け延期されていた。

プーチン氏はテレビ放映された政府会議で「憲法改正を巡る投票に国民が積極的に参加することを望む」と述べた。

プーチン氏の支持率は依然として高いものの、最近では約20年ぶりの低水準に落ち込んでいる。ただ5月の世論調査の結果では、4月の段階でプーチン氏提案の憲法改正に対する支持率は47%に上昇していた。

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