WHO米州事務局長、コロナ対策で米に支援継続を要請

[ブラジリア 2日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO、本部ワシントン)のエティエンヌ事務局長は2日、域内で新型コロナウイルス感染が拡大する中、米国に対し関係各国への支援継続を要請した。

エティエンヌ事務局長は、米国とPAHOの関係は1902年の機関創設までさかのぼると指摘。「米国はPAHOにとって長年にわたる最大の財政支援国であり、重要なパートナーでもある」と強調した。

またブラジルなど引き続き感染が拡大している地域では、都市封鎖(ロックダウン)の解除や経済活動の再開を控えるよう求めた。

トランプ米大統領は29日、WHOが実質的に中国の傀儡(かいらい)機関になっていると批判した上で、WHOから脱退し、資金拠出を停止すると表明した。

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