国家安全保障戦略、今見直す必要はない=官房長官

[東京 9日 ロイター] – 菅義偉官房長官は9日、閣議後の会見で、国家安全保障戦略について、経済安全保障の観点から新たな戦略策定に向けた見直しの是非について、今見直す必要はないとの認識を示した。ただ、新型コロナウイルスなど大きな変化があり、中長期的方向を見定めるための政策的努力は必要だとした。

現在の国家安全保障戦略は2013年に策定された。同長官は「国益など国家安全保障の大枠の方針を示すもので、容易に変わるものではなく、今見直す必要はない」と述べた。

今年4月には、経済的分野における国家安全保障の観点から俯瞰(ふかん)的・戦略的な企画立案や総合調整を迅速に行うために、国家安全保障局に経済班を加えた。「現在、経済安全保障分野における戦略は決まっていないが、いかに課題に取り組んでいくのか、不断の努力が必要だ」とした。

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