米、農園作業者の間でコロナ感染拡大 食料供給に新たな障害も
[ニューヨーク/ロサンゼルス/シカゴ 11日 ロイター] – 米国の野菜や果物農園の作業者や梱包作業者の間で新型コロナウイルスの感染が広がっている。国内の食料供給に新たな障害をもたらす可能性があり、従業員の安全を守りながら食料のサプライチェーン維持に向けた舵取りが求められている。
野菜や果物の収穫は、作業が屋外でソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)を維持することも可能だが、作業員が至近距離で働く梱包施設などではウイルスの感染リスクが高い。米国ではこれまでに食肉加工大手の精肉施設でも新型コロナの集団感染が発生している。
地元保健当局のデータによると、りんごの名産地として知られるワシントン州のヤキマ郡では5月下旬までに農業従事者600人超が新型コロナに感染。うち62%がりんごの梱包作業などに携わっていた。今月10時点で同郡の感染者数は4834人と、1人当たりの感染率では米西海岸で最も高い。
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