米上院の超党派議員、中国の技術窃取罰する法案提出

[11日 ロイター] – 米上院の超党派議員は11日、米国企業から重要な技術の情報などを盗む中国企業をより体系的に罰するための法案を提出した。

この法案では、米企業の機密情報を盗んだ外資企業や個人の情報を議会に定期的に報告し、処罰することをトランプ大統領に義務付ける。

民主党のクリス・バン・ホーレン議員と共和党のベン・サス議員が提出した。

バン・ホーレン議員は、この法案により米国の最先端技術を盗む中国に直接対処することが可能になると説明し、処罰の対象となるということを明示することで、抑止的な効果が見込めると述べた。

トランプ大統領は半年ごとに議会の委員会に報告書を提出する必要があり、報告書では国家安全保障や国内経済への脅威となる企業秘密の窃取に関与した個人や企業のリストの掲載が義務付けられる。

米国は長らく、中国が知的財産権の侵害や技術移転の強要を行っていると主張している。

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