豪、中国への牛肉輸出見通し下方修正 前年比30%減の水準

[キャンベラ 15日 ロイター] – オーストラリア農業資源経済局(ABARE)は15日、2020/21年の中国への牛肉輸出見通しを下方修正した。中国が5月にラベル表示の問題を理由に豪産牛肉の輸入を一部停止したことを引き金に両国の貿易関係は冷え込んでいる。

ABAREは20/21年の中国への牛肉輸出見通しは22万7000トンとし、従来見通しの23万トンから1.5%引き下げ。前年の水準を30%下回る水準。

中国は豪産牛肉輸入で世界最大。

一方、ABAREによると、20/21年の対中小麦輸出は1650万トンに拡大する見通し。

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