焦点:内戦に「勝利」のアサド政権、米制裁と経済苦境で窮地に
[ベイルート/アンマン 24日 ロイター] – わずか1年前、シリアのアサド大統領は外交的な孤立状態を和らげ、一発の銃弾も撃たずに国内でより多くの支配地域を回復した形になった。このことで、軍事的にもまさに最高の勝利が手に入るように見えた。
当時、米国と同盟していたはずのクルド人勢力が北東部に駆逐されただけでなく、首都ダマスカスには、かつては敵対していたアラブ首長国連邦(UAE)から投資機会を求めてビジネスマンが訪れ、地域間の貿易は上向き始めた。
また、アサド氏の後ろ盾であるロシアとイランの介入により、シリアの主要都市はほとんどが政権側の支配下になった。2011年からアサド政権打倒を目指して戦ってきた軍組織の勢力範囲は、トルコ国境近くの狭い地域に限定された状態だ。
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