東京都内で新たに293人のコロナ感染、神奈川では警戒アラート発動も

[東京 17日 ロイター] – 東京都の小池百合子知事は17日、同日に東京都内で新たに293人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと語った。前日の286人を上回り、1日の感染者数としては最多となった。

小池知事によると、感染者の7割が20─30代の若者だが、世代間の広がりがあり、40―50代も増加傾向。感染経路も多岐にわたっており、若年層での感染のほか、高齢者への家族内感染も広がりがみえるという。

小池知事はこのところ検査数が4000件を超えるかその前後となっているため、発見の確率が高まっているとの見方も示した。また、現在、1日あたり6500件の検査処理能力を1万件まで高める考えを明らかにした。

<神奈川県は警戒アラート発動へ>

神奈川県の黒岩祐治知事は同日、県内の新型コロナウイルスの新たな感染者が40人を超え、県が独自に定めた「神奈川警戒アラート」を出すことになると語った。

神奈川県は対策本部会議で警戒アラート発動を正式に決定する方針で、県民には感染防止策が取られていない場所への外出自粛を、医療機関には病床確保を要請する方向という。

*内容を追加して再送します。

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