前ローマ教皇の重篤報道、バチカンが否定 「心配な状態でない」
[ベルリン/バチカン市 3日 ロイター] – バチカン(ローマ教皇庁)は3日、前ローマ教皇ベネディクト16世が重篤な状態にあると伝えたドイツ紙の報道に関して、「特に心配される状態ではない」と明らかにした。
独紙パッサウ・ノイエ・プレッセは同日、伝記作家のペーター・シーウォルド氏の話として、93歳の前教皇が非常に衰弱しており、声もほとんど聞き取れないと報道。帯状疱疹を患っているとした。
バチカンは声明を発表し、前教皇の健康状態は痛みが伴うものの重篤ではなく、そういう状態を除けば特に心配はないと説明した。
ベネディクト16世は2005年にローマ教皇に選出され、13年に高齢を理由に退位を表明した。
*内容を追加しました。
関連記事
NATOのマルク・ルッテ事務総長は、欧州議会での演説において、中国とロシアの協力が深まる中で、大西洋横断の防衛 […]
トランプ氏の就任宣誓まであと7日となる1月13日、大統領就任式委員会は3日半にわたる祝賀行事の日程を発表した。 […]
ミャンマーの詐欺団地で、多国籍の被害者が監禁される事件が続出。俳優・王星氏の救出劇や詐欺グループの手口が明らかに。広がる国際的被害と課題に迫る。
ラブロフ外相は14日、日本がロシアとの平和条約締結に向けた対話再開の用意があることをロシアは感じているとしたが、日本のこのような姿勢は、ウクライナ戦争をめぐるロシアに対する制裁を維持する日本の姿勢と矛盾していると述べた
韓国在職中の大統領が公捜処に逮捕される憲政史上初の事態が発生。不当捜査を訴える尹氏の声明や、公捜処の取り調べ体制の課題に注目が集まっている。