中国がブータンの野生生物保護区を主張 専門家「インドを陥れるため」
中国は6月、隣国ブータンの南東部に位置するサクテング野生生物保護区の404平方マイル(約1050平方キロメートル)の領有権を主張した。この地域はレッサーパンダの生息地として知られ、ブータンの半遊牧民であるブロクパス族の居住区でもある。
ヒマラヤ山脈に囲まれたブータンは、軍の訓練、国境の保護、外交政策などの指導を行うインドと緊密な関係を維持している。インドは中国とブータンの紛争に不可欠な存在であり、中国はそのつながりに悩まされていると専門家は述べている。
ブータンは中国と国境を接していないが、インドのアルナチャル・プラデシュ州に隣接しており、この地域の領有権は中国も主張している。
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