【紀元曙光】2020年8月4日
先日亡くなった李登輝氏への声望は、今こそ同氏の精神に学ぶという意味で、日本でも、ますます高い。
▼一国の大政治家であるが、敬意と親しみを込めて「李登輝さん」と呼ばせていただいている。その李登輝さんが90歳を過ぎてからの、日本での講演を動画で拝聴しているが、なんと力強く、聴衆を引きつける魂の日本語であることか。
▼筆者の理解で恐縮だが、李登輝さんがおっしゃることの根幹は、「日本は、すばらしい国なのだ。だから、あなたたち日本人は、もっとしっかりしなさい!」であろう。終戦時は日本の陸軍少尉で、「22歳まで日本人だった」という李登輝さんが、今の日本国民へ向けた、愛情あふれる叱咤激励である。あるいは、自身の最晩年に言い遺したかった、日本人への願いでもあっただろう。
関連記事
古代中国の周代で行われた冠礼は、成人を年齢ではなく徳と責任の成熟で認める儀礼だった。日本の元服にも継承された「成人という身分」の原点を探る。
同じ家族でも異なる自閉症の姿――鍵は2つの遺伝的要因にあった。最新研究が示す遺伝の仕組みと、重度自閉症に希望をもたらす治療の可能性を丁寧に解説する注目記事。
いま、「成人」という言葉は、主に「年齢」を表すものとして使われています。「何歳からが大人か」という数字の話はよ […]
睡眠は「良い・悪い」だけでは測れない。研究が明かす5つの睡眠パターンと脳への影響を解説。自分の眠りの癖を知り、心と体を整えるヒントが見えてくる注目記事。
もう2026年?もう1週間たったのに、年が始まった気がしない。同じ感覚の人、きっと多い。無理に切り替えなくていい。焦らなくていい年明けの話。