NZ、オークランドの封鎖を4日間延長 豪州では感染ペース鈍化

[シドニー 24日 ロイター] – ニュージーランドのアーダーン首相は24日、オークランドのロックダウン(都市封鎖)を30日夜まで延長すると発表した。また全国で公共交通機関を利用する際のマスク着用を義務付けた。

オークランドのロックダウンは11日に導入され26日に終了する予定だった。ただ警戒レベルは3から2へ引き下げる。

アーダーン氏はテレビ中継された記者会見で、警戒レベル引き下げは24日から段階的に行われると述べた。

オークランドの新規新型コロナウイルス感染者は過去3日間、1桁にとどまっている。

アーダーン氏は「(同市の)クラスターは抑制されているが、国内で最も大きなものだ」と述べ、しばらくは感染者が出続けるとの見方を示した。

オークランドはレベル2へに移行により学校や店舗が再開されるが、集会は引き続き10人までとした。他の地域はレベル2のままだが100人までの集会が可能と説明した。いずれも9月6日までに見直すとしている。

<オーストラリアの感染ペースは鈍化>

一方、オーストラリアでは24日の新規感染者が7月5日以来の低水準となり、感染第2波が収まりつつあるとの期待が高まっている。

ビクトリア、ニューサウスウェールズ、クイーンズランド、西オーストラリアの各州で24時間以内に新たに確認された感染者は合計121人となった。

*情報を追加しました。

関連記事
ワシントン - ジョー・バイデン大統領は5月7日、ユダヤ人に対する憎悪が「あまりにも多くの人々の心に深く根を下ろしている」と述べ、「米国と世界中で猛威を振るう反ユダヤ主義の潮流」に対抗するため、全米国民に本政権を支持するよう呼び掛けた。
地球温暖化による損害賠償を民間企業に義務付けるバーモント州の法案が、ビジネス環境を悪化させ、すでに資金繰りに窮している州民のエネルギー価格を上昇させるのではないかという懸念を呼んでいる。
「信念を貫き、モラルを守れ」、米最高裁判事がアメリカの現状に警鐘を鳴らした。外の世界は厳しい。おそらく、ここしばらくの間で最も厳しい状況でしょう。しかし、だからこそ、あなたの貢献が重要なのだとアリート判事は述べた。
5月13日、フィリピン政府はビデオを公開し、中共が疑念を持たれながらも、南シナ海におけるフィリピンの排他的経済水域内の島々や礁に土砂を投入し、埋め立て活動を行っていると批判しました。フィリピンは船を派遣し、中共の動向を監視している状況です。
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。