コロナ後の政治、公衆衛生強靭化に国家資源を集中投入=二階幹事長

[東京 17日 ロイター] – 自民党の二階俊博幹事長は17日、都内で開催された自民党石破派(水月会)の会合で講演し、コロナ後の政治の課題として国土強靭(きょうじん)化とヘルスケアが柱と指摘。「公衆衛生強靭化のため国家資源を集中投入し、人材育成も必要」と強調した。

具体的には「トイレや下水道、医療、介護、保健所システムについて、見つめ直しさらに整備し、重要な部分は積極的に対応する。公衆衛生こそ日本の誇るべきインフラの重要な部分」と指摘した。

米中対立や欧州、中東情勢など「世界は波乱要因がいろいろあり、予測・予言はできないが、いろいろなことが起こる想定をしないといけない」と指摘。その中で日本は「平和の基軸だけは絶対守り抜かなければいけない。それが日本の政治の使命にほかならない」と平和重視の姿勢を訴えた。

石破茂元幹事長はことし6月、二階氏に派閥会合での講演を依頼し、二階氏がこれを快諾。安倍晋三前首相の後継を巡り、二階氏が石破氏支持の可能性を示唆したと思惑が広がったが、二階氏は8月末の安倍氏辞任表明後、いち早く菅義偉前官房長官を支持した経緯がある。

 

(竹本能文)

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