米FBI、中国スパイに警戒を促す啓発動画を公開

米当局は国民に、中国スパイへの警戒と注意を呼び掛けている。連邦捜査局(FBI)と米国家防諜安全保障センター(NCSC)は、中国がどのようにして米国の国家安全保障当局者を騙し、スパイ活動を行ってきたかを説明する啓発動画を公開した。

主人公は元米海軍将校だ。中国人男性とのビジネスを事例にしている。「東南アジア海事研究所に勤務する」と自己紹介する中国人男性は、元将校に「海底探査を支援する無人海底探査機」に関する報告書の作成を依頼した。元将校は、元海軍の同僚に最新情報を尋ね、海軍の機密文書などを含む情報を中国側に渡した。

元将校は、中国の機密窃盗に協力したとして逮捕された別の米当局者の話を知るまで、「問題の重大さ」に気づくことはできなかったという。元将校は逮捕され、懲役20年の実刑を受けた。

▶ 続きを読む
関連記事
カンボジア当局、太子集団創業者陳志を特殊詐欺容疑で中国へ送還。中共当局の態度は曖昧でメディア報道も遅れ、米起訴との対比で中共「駒」の疑惑浮上。送還背景に高官マネロン関与か
韓国検察は、国の中核となる半導体技術を中国に不正に流出させた疑いで、サムスン電子の元幹部や技術者ら10人を起訴。国家安全保障を揺るがす重大事件として波紋が広がっている
中共が深圳にある高度な機密施設で、最先端半導体の製造に不可欠なEUV露光装置を極秘裏に開発していると報じられた。関係者によると、すでに試作機は稼働可能な段階にあり、米国と同盟国が阻止してきた技術的節目に近づいているという
Xが導入した位置情報表示機能によって、「海外在住」を偽装していアカウントが、VPNなしで中国本土から直接ログインしていることが明らかになった。専門家は、この動きが中共政府のプロパガンダ活動や世論誘導戦略に関連する可能性が高いと警告している
AI開発企業の米アンソロピックが13日、中国共産党政権支援の攻撃者がAI「Claude」を悪用し、30件超の企業・政府機関へ自動サイバー攻撃を実行したと報告。攻撃をAIが自律実行した初ケースと主張