ロシア大統領、バイデン氏の反ロシア発言に言及 軍縮姿勢は評価

[モスクワ 7日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は7日、米大統領選挙の民主党候補バイデン氏について、ロシアを巡る辛辣な発言を認識していると述べた。一方、軍縮に対する姿勢には勇気づけられると評価した。

国営テレビで語った。

ロシアは誰が米国の大統領になっても協力していくと述べた上で、「民主党の候補は、かなり辛辣な反ロシア論を展開しているが、われわれは慣れている」と述べた。

一方、来年2月に期限が切れる米ロの新戦略兵器削減条約(新START)を巡るバイデン氏の発言については、勇気づけられると評価した。

米ロはまだ、新たな条約や期限の延長について合意に達していない。ただ米高官は6日、両国間協議で「重要な進展」があったと述べている。

プーチン大統領は、「バイデン候補は新START延長、あるいは新たな条約の用意があると公言した。これは将来のわれわれの協力において非常に重要な要素だ」と述べた。

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