タイ警察、抗議デモ参加で高校生2人を訴追へ

[バンコク 20日 ロイター] – タイ警察は20日、先月15日に非常事態宣言に違反して抗議デモに参加したとして、高校生2人を訴追する方針を示した。

2人は学生団体のリーダー。両親・弁護士を伴って取り調べを受けるという。先月15日の抗議デモには約1万人が参加した。

タイのプラユット首相は19日、首相更迭、憲法改正、王室改革を要求する抗議デモの参加者に対し、あらゆる法律を適用して措置を講じると表明していた。

訴追される15歳の高校生は、ロイターに「リーダーを逮捕しても、さらに数百人が立ち上がる。刑務所が足りなくなるだろう」とのメールを送信した。

学生団体は21日も抗議デモを予定しており、この学生もデモに参加する予定。訴追されるもう1人の高校生は17歳。

デモは総じて平和的に行われているが、17日のデモでは警察が催涙弾や放水銃を使い、少なくとも55人が催涙弾で負傷。銃撃で6人が負傷した。

25日には王室財産管理局の前で大規模な抗議活動が予定されており、デモ参加者は国王が私的に管理している王室財産の返還を求める予定だ。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。