米ファイザー、米工場からコロナワクチン出荷 14日にも接種開始

[13日 ロイター] – 米ファイザーは13日、ミシガン州の工場で、米食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可を出した新型コロナウイルスワクチンの出荷を開始した。

独ビオンテックと共同開発したワクチンは、超低温下の輸送のためドライアイスが詰められたケースで早朝にトラックで出荷され、その後、米物流大手・フェデックスと同業のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の貨物専用機に積み込まれた。

米国内の病院は、14日も接種を開始するために準備を進めている。医療従事者と長期療養施設の高齢者が最優先で接種を受ける見通しで、国内の人口の大半に行き渡るには数カ月を要するとみられる。ファイザーのワクチンは、約3週間の間隔を空けて2回接種する必要がある。

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