アサンジ被告、訴訟で引き渡し回避なら帰国は「自由」=豪首相

[シドニー 5日 ロイター] – オーストラリアのモリソン首相は5日、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ被告(49)について、身柄の引き渡しを求めている米当局による控訴が棄却された場合、豪州への「帰国は自由」だと述べた。

米政府はスパイ法違反など18の罪でアサンジ被告を起訴し、身柄引き渡しを要求していたが、英ロンドンの裁判所は4日、同被告が米国に引き渡されれば自殺を図る恐れがあるとして認めない判断を下した。米司法省は控訴の構えを示している。

モリソン首相は今回の判断を受け、現地ラジオ2GBに対し、「司法手続きが進展しつつある状況で、われわれはそれに参加していない。(アサンジ被告には)他のオーストラリア人同様、領事支援が提供されており、控訴が棄却されれば無論、豪州に帰国できる」と述べた。

一方、メキシコは4日、同被告の政治亡命を受け入れると表明。米国の反発を買う可能性があるとみられている。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。