米ホワイトハウス、国土安保長官へのウルフ氏指名方針を撤回

[ワシントン 7日 ロイター] – 米ホワイトハウスは、国土安全保障省のウルフ長官代行を長官に指名する方針を撤回したと発表した。

ウルフ氏は7日、前日に発生した議会での暴力行為を強く非難するよう、トランプ大統領や政権当局者に求める声明を出した。

ホワイトハウスのディア報道官は、指名方針の撤回は6日に決定されたと説明。その上で「6日に起きたことや長官代行の今朝のコメントとは全く関係ない。ウルフ氏は引き続き長官代行としての職務を続ける」とした。

上院の記録によると、指名方針を撤回する旨が6日に通知されているが、ホワイトハウスのウェブサイトには7日になって掲載された。

ウルフ氏は7日、辞任する意向はないと表明している。

関連記事
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。
5月15日、CNNは声明を発表し、史上最初の大統領テレビ討論会が6月27日にCNNで開催されることを確認した。以前、前大統領ドナルド・トランプはその日の早い時間に大統領ジョー・バイデンの招待を受け、6月と9月に二つの討論会に参加することになった。
バイデン米国大統領は2024年5月14日、中共(中国共産党)の不公平な貿易実態に対抗するため、複数の中国製品に […]
米国の大統領選挙が再び注目を集めている。現職のジョー・バイデン大統領と前大統領のドナルド・トランプ氏が、6月2 […]
連邦準備制度理事会(FRB)はアメリカの中央銀行として、政策のあらゆる側面に口を出している。それでも、先週のFRBのプレスリリースは極めて奇妙だった。FRBが気候変動を管理できると思うか?FRBの支配は災いをもたらすだけだ。