安保理、ミャンマー情勢に「深い懸念」 スー・チー氏ら解放要求

[国連 4日 ロイター] – 国連安全保障理事会は4日、ミャンマーの情勢に深い懸念を表明し、軍に拘束されているアウン・サン・スー・チー氏らの解放を求める声明を発表した。しかし、国軍によるクーデターを非難するまでには至らなかった。

安保理は声明で「民主的な制度とプロセスの支持、暴力の自制、人権や基本的自由、法の支配の尊重が必要であると強調する」とし、「ミャンマー国民の意思と利益に基づく対話や和解を追求するよう促す」と表明した。

英国が作成した草案にはクーデターを非難する文言が盛り込まれていたが、発表された声明にはクーデターの言及はない。声明は全会一致で採択される必要があるため、中国とロシアに配慮し、文言が弱められたとみられる。

▶ 続きを読む
関連記事
米国とイスラエルの連携攻撃により、イラン指導部の複数の人物が相次いで殺害されたが、イラン側には依然として降伏の兆しは見られない。最近、ゼレンスキー大統領が、ロシアがイランを支援し米軍と対抗するのを助けていると明らかにした。
3月30日、レビット報道官は、米中首脳会談に先立ち、ホワイトハウスは米政権の閣僚が先に中国を訪問する見通しを示した、首脳会談前に米閣僚は先に訪中
ドイツの有力研究機関トップがファーウェイの海外研究開発責任者に転じたことを受け、政界で警戒感が広がっている。中国企業による先端人材の引き抜きが、安全保障上の新たな懸念として浮上している
中国共産党(中共)政府が台湾の最大野党トップを4月中旬に招待したことで、中共が台湾の民主主義につけ込み、政治の行き詰まりに乗じて内部の分断を広げようとしているのではないかとの懸念が改めて浮上している。
G7は中東情勢の変化がエネルギー市場や世界経済に与える影響を協議し、備蓄放出や航行の安全確保を通じた市場安定化への強い意志を表明した。片山さつき大臣もXで国際的な協調と連帯の重要性を訴えている