米国務・国防長官が日韓訪問へ 「中国けん制のため」との見方も
米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官は、15~17日の日程で日本を訪問する。両長官は茂木外相と岸防衛相とともに、日米外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開催する。訪日後、両長官は韓国を訪ね、同じく米韓2プラス2に出席する。米専門家は、両長官の日韓訪問は、中国をけん制する目的だとの見方を示した。
米国防総省は10日の声明で、両長官の日韓訪問を通して、「中国との長期的な競争に直面している中」、東アジアにおける同盟関係の強化を目指すとした。
国防総省インド太平洋安全問題担当次官補、デービット・ヘルヴェイ( David F. Helvey)氏とインド太平洋軍のフィリップ・デービッドソン司令官(Philip Davidson)は、10日の下院軍事委員会の公聴会に出席した。両氏は、インド太平洋における中国当局の軍事力拡大を指摘し、米国と同盟国への脅威が強まっていると警告した。
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