中川政七商店の読みもの
【わたしの好きなもの】ひいらぎのお念珠
ひいらぎのお念珠
お念珠というと、若いころは母が法事や弔事の際に「これ使いなさい」と準備してくれるものと思っていました。
独り立ちして家を出るときにも、母が「これ持っておきなさい」と持たされました。それ以来、なんとなく持たせてもらったものを使っていました。
しかし年を重ねてくると、お念珠を使う機会も増えてきて、ちゃんと自分で選んだものを持っておいた方がいいかなと思い始めていたころ、ひいらぎさんのお念珠に出会いました。
今まで見てきたものとは違って、珠と房の色鮮やかさに驚いたと共にこれは自分のために欲しいと思った出会いでした。
ひいらぎさんにお聞きしたところ、「これまでに見たことのない組み合わせのお念珠かもしれませんが、斬新すぎるように見えるものでさえ、正式な仏事にもお使いいただけるようきちんと考えています。」とのこと。
それならと、難しく考えず好きな組み合わせで、自分が使いたいと思う色合わせにしようと、珠と房を何種類もの中から選ぶ時間は、さらにお念珠という非日常だと思っていたものを身近に感じさせてくれました。
出来上がった念珠は、綺麗な菩提樹の柄の桐箱で届きます。
その装いだけで、これは永く大切に使わないとという気持ちになるんです。
「お守りとして、鞄に入れておいたり、試験などの大切な日に持っていったり。パワースポットなど旅行に持っていくのもいいですよ。」と教えていただき、たしかにせっかく特別な1本を作ったのだから、しまい込んでしまわずに気持ちの良い場所へ一緒に持っていくのもいいなと思いました。
提供:中川政七商店の読みもの
関連記事
釈迦牟尼佛が父王の死に際し、人生の無常や執着を超える道について語り、難陀に出家を促すまでの感動的な物語。
断食の基本は「賢く食べること」 老廃物を輩出し、細胞を健康にして免疫力を高めるために、食べない時間を決めることなのです。顔中に吹き出物があった人が断食をして、吹き出物がきれいに消えた人を見たことがありますが、本当に美しい肌になりました。
香港で唯一の「レゴ認定プロビルダー」の洪子健さんのチームは最近、長さ26メートル、幅1.78メートルの中国絵画の至宝「清明上河図」を再現し、ギネス記録に認定した。
歳を取れば更年期障害。しかし、心を磨いてきた人にはなんてことはない。気分が軽いということは執着が少ないということ。どんな欲望や執着に対しても、離れて淡々とすると、体は軽くなる。
プロのテクニックで南向きの窓もピカピカに!筋を残さず仕上げるためのスキージー技術と道具の選び方を解説