清水ともみ著『命がけの証言』WAC(大紀元)

<書評>清水ともみ著『命がけの証言』

 この一書は、漫画家の清水ともみさんが描いた「漫画」である。

 言うまでもないが、娯楽を目的とするような漫画ではない。短時間で一気に目を通せるのは、内容の濃度が薄いからでは決してなく、このテーマがもつ岩のような重さと、清水さんの描く登場人物(それは実在の証言者である)の「目」がまっすぐに読者に向けられていて、読むものを引きつけて離さないからである。

 そこに描かれているのは、中国共産党による、残虐かつ卑劣極まる悪魔の所業である。心優しく、働きもので、善良なイスラム教徒であるウイグル人を、なんと民族浄化によって「消滅」させようとしている。しかもそれは過去のことではない。21世紀と私たちが呼んでいる現在、それが行われているのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
イランによるホルムズ海峡封鎖に対し、米国がいかに主導権を奪還すべきかを論じる
北朝鮮が狙う「対衛星兵器」は単なる技術誇示ではない。国内を弾圧し国外を脅かす独裁体制の本質が、宇宙へと拡張された「新たな戦場」の序曲である
イランに対する軍事的成功は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の拘束やシリアのアサド政権の打倒に続いて、ほどなくして起きたものであり、世界中の独裁者に対する警鐘をますます大きく鳴らしている。もし米国に敵対すれば、安全ではいられない。
米国とイスラエルがイランを共同攻撃し、イランがホルムズ海峡を封鎖したことで原油価格が上昇した。米国を含む各国は油価抑制のため複数の措置を講じたが、効果は限定的だ。ある専門家は、油価を下げる最も有効な措置はホルムズ海峡の再開であると指摘する
米国防総省がパランティアのAIプラットフォーム「メイブン」を正式な軍のプログラムとして採用した。日本においても、パランティアのシステムが自衛隊や政府機関に導入される可能性は極めて高いとみられる。高い利便性の一方で、パランティアのAIは常に激しい議論の標的となっている