日本に留学中の娘が重病 中国人権派弁護士、出国許可されず
北京の人権派弁護士である唐吉田氏は、多くの人権課題を請け負ったことで、中国共産党当局から弁護士資格を剥奪され、10年以上にわたり出国禁止令が出されている。5月初旬、日本に留学している唐氏の娘が肺結核を患い入院したとの話を受けて、唐氏は出国許可を当局に申請した。唐氏は早急な手続きを求めているが、北京当局は「検討中」としている。
唐氏は自身のSNSで娘の状況を綴った。娘は脳浮腫を発症して、人工呼吸器を挿管している。日本の病院医療スタッフによる懸命な治療が続いているという。「娘にはいろいろな苦労をかけた。今までの借りを返すためにも、もっと彼女のそばにいてあげたい」と嘆いた。RFAのインタビューによれば、唐氏の娘は脚や腰にも結核菌が浸入したという。
訪日ビザについて、唐氏は「担当者には上司に報告すると言われた。昨日の返事によれば、検討段階であり、最終的な結果を後日伝えるとのことだ。直接相談した役員は実際に権力を持っていないので、 最終的に権力を持つ人々がどのような判断を下すのか、待つしかない」と心境を明かした。
関連記事
中国経済が不振にあえぐ中、習近平は米国とのハイテク競争に突き進んでいる。英独メディアは、その姿をソ連末期の宇宙競争になぞらえ、経済をさらに圧迫する危うい賭けだと指摘
戦狼に対抗するのは「戦猫」だった。台湾の蕭美琴副総統が本紙の独占インタビューで語る対中戦略の真髄。柔軟さと鋭い爪で圧力に向き合う外交の新モデルとは
中共は外資誘致に向けた新措置を打ち出したが、対中直接投資の減少は続いている。4月に公表した「産業チェーン・サプライチェーン安全規定」が外資企業の警戒感を強め、撤退を加速させているという
中国で「民族団結進歩促進法」を7月1日から施行する。同法について中共政府は、「中華民族共同体意識」を強固にし、各民族の合法的権利を守るための法律だと説明しているが、真の目的は何だろうか
今年も「We are sorry」の季節がやって来た。豪雨で混乱する中国の空港では、この謝罪放送が利用客の間で「空港専用BGM」と呼ばれている