6月15日、自民党で二階俊博幹事長(写真)を会長とするインド太平洋議連が15日設立され、総会が開かれた。都内で2020年5月撮影(2021年 時事通信)

インド太平洋議連設立、二階氏が会長 賛同者156人

[東京 15日 ロイター] – 自民党で二階俊博幹事長を会長とするインド太平洋議連が15日設立され、総会が開かれた。二階派の林幹雄幹事長代理らが安倍晋三前首相に呼びかける形で、主催者側によると賛同者は156人。出席者も岸田派、石破派など多岐にわたった。

自民党内では安倍氏と麻生太郎財務相、甘利明税調会長の3人を中心に、半導体議連など二階氏がかかわらない議連の設立が相次いでおり、二階氏らが党内融和を狙い派閥横断的な議連を企画した格好だ。

会では安倍政権の外交を支えた兼原信克・元内閣官房副長官補が講演。安倍氏が最高顧問に就いた。

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