[東京 15日 ロイター] – 自民党で二階俊博幹事長を会長とするインド太平洋議連が15日設立され、総会が開かれた。二階派の林幹雄幹事長代理らが安倍晋三前首相に呼びかける形で、主催者側によると賛同者は156人。出席者も岸田派、石破派など多岐にわたった。
自民党内では安倍氏と麻生太郎財務相、甘利明税調会長の3人を中心に、半導体議連など二階氏がかかわらない議連の設立が相次いでおり、二階氏らが党内融和を狙い派閥横断的な議連を企画した格好だ。
会では安倍政権の外交を支えた兼原信克・元内閣官房副長官補が講演。安倍氏が最高顧問に就いた。
11日に安倍・麻生・甘利氏らが岸田文雄元政調会長と設立した新たな資本主義を創る議員連盟は参加者が145人だった。
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