【歌の手帳】古井戸や
古井戸や蚊に飛ぶ魚(うを)の音くらし(与謝蕪村)
歌意「夏のある日。古井戸のなかで、蚊を喰うため、飛び上がる魚の水音がした。井戸のなかは暗くて、目には見えないが」。
与謝蕪村(1716~1784)の句。蚊の幼虫であるボウフラを駆除するため、井戸に鮒や鯉を入れておくことは、よくあったようです。ただし、日本の鮒の場合、水から跳ね上がって空中の蚊をキャッチするのは、現実にはないでしょう。ここで蕪村は、魚の水音だけを聞いたのです。
関連記事
眠れない夜は、体の緊張や頭の興奮が続いていることも。就寝前に試したい、心身をゆるめる5つのエクササイズを紹介します。
便秘は食物繊維不足だけが原因ではないかもしれません。最新研究で、ある身近なビタミンが排便回数や腸の動きに深く関わる可能性が判明。腸と遺伝子の意外な関係にも注目が集まっています。
理由もなくイライラする、落ち着かない…。その不調、実は「聞こえない音」が関係しているかもしれません。最新研究が明らかにした、日常に潜む超低周波音と心身への意外な影響に迫ります。
前に進めない原因は、意志の弱さではなく思い込みかもしれません。人生を充実させるために手放したい7つの考え方を紹介します。
肺炎や副鼻腔炎の原因として知られる身近な細菌が、アルツハイマー病と関係しているかもしれません。最新研究が明らかにした「感染」と脳の意外なつながり、そして新たな治療の可能性に迫ります。