主要7カ国(G7)外相は、中東オマーン沖で7月29日に起きた石油タンカーへの攻撃の背後にイランがいたことをあらゆる証拠が示しているとし、イランが国際的な平和と安全を脅かしているとする共同声明を発表した(2021年 ロイター/Lisi Niesner)

タンカー攻撃の背後にイラン、国際平和脅かす=G7外相声明

[ロンドン 6日 ロイター] – 主要7カ国(G7)外相は、中東オマーン沖で7月29日に起きた石油タンカーへの攻撃の背後にイランがいたことをあらゆる証拠が示しているとし、イランが国際的な平和と安全を脅かしているとする共同声明を発表した。

声明で「全ての入手可能な証拠が明らかにイランを指している。この攻撃を正当化することはできない」と指摘。「イランの行動は代理勢力や非国家武装勢力への支援とともに国際的な平和と安全を脅かしている」とした。

また、「われわれはイランに対し、関連する国連安保理決議に反するあらゆる活動の停止を求めるとともに、全ての当事者に対し、地域の安定と平和を促進する中で建設的な役割を果たすよう要請する」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が臓器移植を「国家事業」として拡大するため、病院の大量増設、移植センターの巨大化、軍関係者を含む専門チームの投入、病床数と回転率の極限まで引き上げといった手段を組織的に講じてきた
中共軍東部戦区は29日、台湾海峡周辺で実弾射撃を伴う軍事演習を実施した。これに対し、台湾総統府は「台湾海峡とインド太平洋地域で保たれてきた安全と安定の現状を力ずくで破壊するものだ」として強く反発
トランプ氏とゼレンスキー氏がマー・ア・ラゴで会談し、20項目の和平案を協議した。安全保障やドンバス地域の帰属など難題は残るが、トランプ氏は交渉が最終段階にあると強調。終結への期待が高まっている
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する