2021年5月22日、静岡県御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場で行われた実弾演習で移動する陸上自衛隊の74式戦車(Akio Kon - Pool/Getty Images)

安倍前首相の「積極的平和主義」対中抑止と台湾防衛につながる

日本は、台湾の防衛にも関わる南西諸島の軍事力強化を着実に進めている。専門家は、安倍前首相が提唱していた「積極的平和主義」が今日の政権の台湾防衛にもつながっているとし、対中国共産党の軍事拡張への抑止能力をますます高めていると指摘する。

8月はじめ、防衛省は沖縄県石垣島に500~600人規模の陸上自衛隊によるミサイル基地を設置することを発表した。22年度内の開設を目指し、地対空ミサイル部隊や地対艦ミサイル部が配備される予定だ。

匿名を条件に大紀元の取材に答えたオーストラリア国防省の元高官は、石垣島へのミサイル部隊を配備は、多国間軍事力を強固にし、訓練内容も強化されるだろうと述べた。

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