2018年、北京モーターショーで展示された吉利汽車(Geely)が製造した自動車(LIU JIN/AFP/Getty Images)

「共同富裕」に付き従う 吉利汽車は社員に3.5億株の株式交付へ

中国浙江省にある自動車メーカー、吉利汽車(Geely、ジーリー)は8月30日、当局が掲げた格差解消策「共同富裕」に応え、社員に対して1億株以上の株式を交付する計画を発表した。

香港証券取引所に上場する吉利汽車は、同取引所で声明を公表した。これによると、同社取締役会の会議で、従業員向け株式報酬制度の導入計画を通過させた。同計画では、奨励の目的として社員に与える株式総数は3億5000万株。今後の1回目の交付において、社員1万884人に対して1億6700万株の株式を与えるという。

同社は、同制度の導入を通して従業員の貢献を称え、同時に奨励を与えることで、同社の持続的な運営と発展のための人材確保を目的とすると示した。

▶ 続きを読む
関連記事
SNSで人気を集め、車の販売も好調。それでも会社の利益は87%激減。中国自動車大手の「ネットアイドル社長」が退職した。人気も実績も経営危機には勝てない? 中国自動車業界の厳しい現実
中国最大の経済都市、上海のオフィスの約4分の1が空室?
コーヒーを買わずに何時間も居座る客。1杯だけ注文して一日中パソコンを使う人も。中国のスタバがついに新ルール導入。「座るなら注文して」
マイクロソフトは、中国共産党が支援するハッカー集団がAIツールで世界の数百組織を攻撃したと発表した。3時間未満で強い操作権限を得た例もある。同じツールは日本企業への攻撃にも使われたが、同集団の関与は断定されていない
テスラが新型「ロードスター」で短時間の飛行や空中回転を披露し、中国で話題に。中国共産党機関紙『人民日報』は中国EVの競争力を強調したが、ネット上では冷ややかな声が相次いだ