地方から高まる声…中国人権問題を非難する意見書、9月は10地方議会で可決
9月下旬、福岡県の八女市議会と小郡市議会で、中国の人権侵害に国際的な連携のもとで解決に向けて働きかけるよう政府に求める意見書が、それぞれ全会一致で採択された。同様の意見書は9月だけで全国10の地方議会で可決している。人権問題への対処の強化を求める声が、地方から高まっている。
八女市の意見書は、米国政府が前政権時代からウイグル自治区における民族弾圧をジェノサイドと認定していることや、欧州諸国の議会でも同様の認定動議が提出されるなど、中国の人権侵害については主要国が認識を共有させていると指摘。「民族弾圧や文化の破壊を行い、不当な差別、人権を侵害する行為に対して、断固として非難と抗議の声を世界中から上げなければなりません」と意見書は記している。
関係者によると、全会一致で採択された意見書だが、一部議員からは「人権弾圧は証拠のない主張」との意見もあった。大紀元の取材に答えた八女市議会議員のひとりは、「現地にいくことで証拠が確認できるだろうか。行っても隠蔽されるかもしれない。(報復の恐れがあり)地元の人々にインタビューもできない。帰ってこられる保証もない」と述べ、すでに信頼性の高い海外の人権報告や議会決議があり、これらは弾圧の実態を示す十分な資料であると語った。
関連記事
新華社は一等功を受けたテストパイロット楊勇の試験飛行を報道。空警600や殲15、福建艦の電磁カタパルトが抱える安全性や技術面の課題、早期警戒機開発の実態が浮かび上がった
中国共産党(中共)が人工知能(AI)を通じて自国の技術基盤や規格を海外に広げる動きについて、米シンクタンクのハドソン研究所は、各国を中国の技術体系に依存させる「技術のわな」を生む可能性があると警告した。一帯一路がもたらしたとされる「債務のわな」よりも深刻な結果につながりかねないとの見方である
中国本土で新型コロナウイルスの検査陽性率が20.3%に上昇し、初めて20%を超えた。各地の医師からは患者の急増や救急外来の混雑、薬不足を訴える声が上がっている
中共軍の「八一」建軍記念レセプションで、中央軍事委員会委員の出席は確認できず、事実上の格下げとの指摘が出ている。専門家は、習近平による軍内粛清と人事の機能不全が背景にあると分析
カナダ安全情報局は、10月17日の地方選挙を前に、リッチモンド市長と市議会議員全員へ非公開の説明会を開き、中共による候補者への接触や中国系有権者を狙った影響力工作の恐れを警告した