千葉北西部地震、都内で5強観測は東日本大震災以来
千葉県北西部を震源とする地震が7日夜に発生した。気象庁によると、東京都足立区や埼玉県川口市、宮代町で震度5強を観測したほか、関東地方の広い範囲で震度2~4を記録した。首相官邸によると、この地震により原子力関連施設等の異常は報告されていない。岸田首相は8日の記者会見で、「東京23区内で震度5強以上の地震が発生するのは10年ぶり、東日本大震災以来」と述べ、情報収集と復旧に務めると強調した。
岸田首相は7日夜の地震発生直後、早急に被害状況を把握すること、地方自治体とも緊密に連携して災害応急対策に取り組むこと、国民に対し避難や被害等に関する情報提供を行うこと、被害の拡大防止の措置を徹底することの4点を、各関係省庁に指示した。
岸田首相の指示を受けて、岸防衛相は、早急に本地震による被害状況を把握できるよう関係府省庁及び自治体と緊密に連携し、情報収集に努めること、今後の状況の推移に的確に対応するとともに、陸海空自衛隊が緊密に連携しつつ、人命救助を第一義として活動を実施する等、対応に万全を期すこと、との指示を発出した。
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