新疆弾圧はリアル版『マイノリティ・リポート』潜在的な危険分子を特定するシステムも=報告書
豪シンクタンクのオーストラリア戦略政策研究所(ASPI)は、19日に発表した報告書で、「新疆の弾圧を背後で主導しているのは中国共産党中央政法委員会である」と指摘した。同委員会は潜在的な「危険分子」を特定するシステムを運用し、数百万人分のウイグル人の情報を管理している。
「中央政法委員会」は、中国の国家の治安・司法機関(公安、国家安全、司法、監察、検察および法院)の指導にあたる機構で、各地方にも設置されている。
同委員会は、毛沢東時代に設立され、大躍進や文化大革命において重要な役割を果たした。のちに、習近平氏の「反腐敗闘争」で2013年に同委員会トップの周永康氏が失脚した後、その影響力は一時的に弱まったものの、近年、新疆では巻き返しを図った。
関連記事
中国で話題の「孤独見守りアプリ」が突然削除。なぜ消えたのか。その裏に見える社会の変化とは
中国でパンダの説明が原因で騒動に。観光ガイドの一言で1時間の口論、警察まで出動。旅行会社はガイドの発言を問題視し処分。どこまでが許される説明なのか
中国版GWでホテルが最大10倍に急騰。「経営者が亡くなった」「毒蛇が出る」「風通しが悪い」「営業停止中」「システムエラー」など、様々な理由で予約客を追い出すケースが続出
中国GWで海外旅行が急減。航空便の欠航が倍増し、「予約しても飛ばない」「帰れないかも」という不安が広がっている
中国で白菜が売れない。1玉4円でも買い手つかず、畑で腐らせるしかない農家が続出