中国 店は経営難、客は「品質が悪い」と不満

「返品率8割が当たり前」中国ネット通販で人気店の閉店相次ぐ

2026/08/14 更新: 2026/08/14

中国のネット通販で、レディース服の大量返品が店を追い詰めている。業界関係者によると、数年前には約5割だった返品率が年々上昇し、今では7~8割が当たり前だという。

中国最大級の通販サイト「淘宝(タオバオ)」では、数百万人のフォロワーを持つ人気店や、10年以上続いた店まで相次いで閉店。店側は「広告費は上がるのに売り上げにつながらない」「返品が多すぎて利益が出ない」と悲鳴を上げる。

一方、客からは「写真と実物が違いすぎる」「安いが質が悪い」と不満の声も相次ぐ。別の商品写真を使ったり、宣伝用だけ質のいい服を用意したりする店もあるという。さらに、モデルと一般の人では体形が違うため、実際に着てみるとイメージと違い、返品につながるケースもある。

10着売っても7~8着が戻ってくる。店は返品に苦しみ、客は商品の質に不満を募らせる。中国のネット通販で続いてきたこの悪循環が、ついに人気店の閉店にもつながっている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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