比船が中国海警局船から妨害され…米国、比防衛義務の発動を示唆
フィリピンの補給船が南シナ海の環礁に向かう途中、中国海警局の船から放水を受け活動を妨害された事案で、米国務省は19日声明を発表。中国の動きは「地域の平和と安定を直接脅かす行為だ」と述べ批判した。さらに、もしフィリピン船への武力攻撃があれば、米比相互防衛条約のもと、米国によるフィリピン防衛義務発動を示唆した。
米国務省は「フィリピンの同盟国とともに規則に基づく国際海洋秩序を守る立場にある」とし、南シナ海におけるフィリピン公船への武力攻撃は「1951年の米比相互防衛条約第4条に基づく米国の相互防衛の約束を呼び起こす」と付け加えた。
さらに、中国が南シナ海の海洋権益を拡大的かつ非合法的に主張する行為は、地域の平和と安全を損なうと非難した。
関連記事
中国のアルミ各社が国内の生産能力規制を背景に海外進出を加速。公表済みの海外製錬事業は計画を含め年産能力1500万トン以上に上る。世界の需給は2027年に供給過剰へ転じる可能性があるが、投資規制や電力供給などが計画実現を左右する
中国の公式GDP成長率は1〜9月で4.6%となったが、欧米の調査機関は実態との食い違いを指摘。ロジウム・グループは2026年通年の成長率をほぼ0%と予測した。不動産不況や消費低迷が続く中国経済の実態と、公式統計への疑問を探る
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘
米国防情報局が中国の秘密の再使用型宇宙機を捉えた鮮明な衛星写真を初公開。機体は米軍の無人宇宙往還機「X-37B」に酷似し、「神龍」の可能性が指摘されている