2021年11月18日、台湾南部の嘉義空軍で行われた式典で、空軍の部隊を視察する蔡英文総統 (Photo by SAM YEH/AFP via Getty Images)

「未来の支配」をめぐる米中AI合戦(6/7)

米国防総省の元サイバーセキュリティ担当者によると、人工知能や機械学習の領域で中国に対する戦略的優位性を維持しようとする省の取り組みは、官僚的な浪費や緊急性の欠如によって損なわれているという。

大紀元の取材に応じた元米空軍ソフトウェア開発責任者ニコラス・チャイラン氏は、米軍を去った理由のひとつに技術変革が遅々として進まないことに抗議する目的もあったという。「米国が中国に抜かれるのを見たくない」と心情を吐露した。

チャイラン氏によれば、北京は人工知能、機械学習、ネットワーク技術で主導権を握り、世界支配に向けて進んでいる。同氏は、米国の人工知能は依然として中国を上回っているが、急速にその優位性を失いつつあると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
米国土安全保障省は、中国企業43社をウイグル強制労働防止法のエンティティーリストに追加した。対象はアルミニウム、衣料品、綿花、トマト加工品などの関連企業で、掲載対象は187社・団体に拡大した
南シナ海をめぐる中国とフィリピンの対立が、学術や教育分野にも波及している。フィリピン国防省は、外国政府が支援する学術・文化事業への審査を強化し、中国共産党による認知戦や影響工作への警戒を示した
中国のスパイダーマン上映イベントで動画が削除された。理由は、観客のポスターが「白紙」に見えたから。消さなければ話題にならなかった出来事が、かえって大きな話題になった
米国防総省が中国の主要大学を軍民融合による安全保障上の脅威とみなし、ブラックリストを拡大して研究資金の停止と規制強化を進めている
また上映中止…。中国で「公開してもすぐ消える映画」が止まらない。今度は日米伊の制作チームも参加したアニメが公開5日で撤退。映画業界に何が起きているのか