スロベニア首相、台湾代表処の設置に言及 中共の威圧的態度を非難
スロベニアのヤンシャ首相は17日までにインド国営テレビのインタビューに応じ、台湾統一には武力行使も辞さないとする中国共産党の圧力や脅迫に反対する考えを示した。
台湾には過去4、5回訪問したというヤンシャ氏は「民主主義的な国だ」と述べ、貿易を含む関係構築を進める考えを示した。いっぽう中国共産党が最近謳った「民主主義」については「一党独裁体制の政府が世界の民主主義や平和を論じるなんて聞き苦しい」と苦言を呈した。
また、スロベニアの首都に台湾の代表処を開設する可能性を示唆した。加えて、リトアニアにおける「台湾代表処」の名称に意義を唱えるなど、同国を世界から孤立化させようとする中国共産党の威圧的な動きを非難した。
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