米原子力潜水艦のグアム訪問 世界の安全保障への継続的関与示す
2022年1月中旬に米国領グアムを訪問した米海軍の弾道ミサイル潜水艦「USSネバダ」は、インド太平洋地域の同盟国およびパートナー国に対する米国の取り組みを強調するとともに、同オハイオ級潜水艦が世界規模で活動する能力と準備体制を備えていることを示した。
ワシントン州のキットサップ・バンゴー海軍基地を母港とするネバダは、グアムのアンダーセン空軍基地に着陸したアメリカ海軍のE-6Bマーキュリー航空機の支援を受けていた。E-6B TACAMO(Take Charge and Move Out、任務遂行後に即撤退の意)は、原子力弾道ミサイル潜水艦(SSBN)のための核指揮、制御、通信(以下、NC3)を提供するものだ。米国家指揮権限保持者とアメリカ戦略軍は原子力弾道ミサイル潜水艦とE-6Bを組み合わせることで、即応性と信頼性の高い戦略的抑止能力を世界中に展開することができる。
グアムを出港したネバダはNC3手順を強化するためE-6Bと共に通信に焦点を当てた海上演習を行い、兵器間の相互運用性を検証すると共に戦略的プラットフォーム間で代替となる通信方法を探るため確立済みの戦術、技術、手順を確認した。
関連記事
米国とオーストラリアが共同開発する極超音速巡航ミサイルHACMが初の試験投下を実施。スクラムジェットの仕組みや開発遅延、コスト、中共のA2/AD戦略への対抗手段としての役割を解説する
米当局が民主党のイルハン・オマル下院議員の自宅を家宅捜索。刑事捜査の詳細は明らかにされていない。オマル氏は「政治的威圧」だと反発。捜索の背景に何があるのか
米連邦地裁は、司法省が各州の有権者名簿を移民データベースと照合して非市民を割り出す試みに法的権限はないとの判断を下した。有権者管理は州の権限であり、長年の保護法を踏みにじることはできないと司法省を戒めた
米連邦政府は、サプレッサー(消音器)や短銃身銃器に対する事前の承認・登録規則の執行停止を発表した。税制変更に伴う連邦地裁の違憲判断を受けた措置で、90年以上続いた規制の大きな転換点となる
トランプ米大統領は燃料価格高騰を背景にロシア産ディーゼルの供給合意を発表し、製油所への攻撃を続けるウクライナに「新大統領が必要」と言及した。これに対しゼレンスキー氏は強く反発している